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概要 本文戦闘前 戦闘開始 “アナの世界” 布石 概要 前回、土竜との戦いで強烈な心中をしたジェイド。彼は今回、多様な四元素による攻撃と身体能力を兼ね備えた白い少女アナと対戦することになる。 本文 戦闘前 興奮冷めやらぬ、星の数ほどいる観戦者達。彼らは一体何を見てそんなに興奮しているのか。 武器を持った只の人間同士の闘争?違う。 ならば、飢えた野獣に人の身で無謀にも挑む愚者の姿か?それも違う。 彼らの見ているもの……それは、人であって人でない者たち、異能者の戦いである。 アナ「………む。」 自身の出番が来たと悟り、アルビノの少女...アナは控室に置かれたベンチから立ち上がる。 コロシアムでは運営お抱えの実況者が過剰に装飾した言葉で、自分の説明をしている。確かに彼の誇張に誇張を重ねた煽り文句は観客のボルテージを上げるには最適だと思われるが、それでも"血も涙もないサイコキラー"や"その瞳は対戦者の返り血で染まっているとか言われれば、文句の一つも言いたくなるというものだ。 しかしそんなことを思っても、今のアナに彼の発言を訂正させられるような権力などある筈もなく……。 しょうがなく、アナは精いっぱいのサイコキラー顔をしながら、コロシアムへと歩いていき、血生臭い舞台へ姿を現すのであった。 ジェイド「…さてさて…今回の対戦相手は。」 完全に修復の終わった装備で身を固め、カツン…カツン、と足音を立てながら歩みを進める。 前回の土竜戦の反省を生かしてか、それなりに修練を積んだようで身に秘めるオーラが一回り大きくなっている。 カービンライフルを下げ歩みを進める様に一切の慢心は無く相手を視認して足を止め呟く。 ジェイド「こりゃ…やりにくい相手だぜ」 なにせ相手は少女だ…容赦なくぶっ放すにしても絵面が悪い。さてどうしたものかと内心頭を抱えるが。 これが今の仕事だ、仕方ないと割り切り、ステージへと向かう。 実況男(実況)「レディースエンドジェントルメン!!さぁ…。今回の戦士が入場しました!」 実況男(実況)「東ゲートより!見た目は可憐なアルビノ少女!しかし、戦闘において慈悲なし、血もなし、涙もなしの三拍子!敢えてあると言うならば、それは対戦者の返り血だろう!!その瞳すら緋く緋く染まっている!!次なる獲物を求めて、コロシアムにやってきたァ!!さぁ、どんな戦い方を見せてくれるかは…私の口からは言わないでおこう!」 実況男(実況)「西ゲートより!前回の壮絶な自爆は見たか!見た目はクールな元軍人、されど本質は血に飢えた狂犬!!狂犬だらけのこのコロシアム、新たな狂犬大歓迎!!心なしか前回よりも修練を積んだかァ!?戦闘スタイルは基礎の格闘技術や武装などに重点を置かれているようですね。前回の自爆含めた試合動画は単価80円で販売しております!!」 向かい合う両者。一方は漆黒の装備を身にまとったアサシンで、もう一方は穢れを知らないのかと言いたくなる程に白い少女である。これが例えば街角などならば、少女は確実に捕食される側であると誰もが思うだろう。 しかし、今この場においては……。 アナ「…………三途の川に叩き込むぜ、べいべー。」 この少女をか弱い獲物等と思う輩は0に等しいであろう。 かわいい(編集者並の感想)。 会場のテンションは既に最高潮に達している。まだか、まだかとまるでペットの動物のようにお預けをくらう観衆達。 そしてその時は、ついにやってきた。 実況男(実況)「やったぜ、残酷で邪悪な三途の川宣言です!さぁ試合開始!!」 ここに、戦いの開始を告げるゴングが鳴る! 戦闘開始 ジェイド「悪いな、神様に祈っておくことや」 先に動いたのはジェイド。 彼は申し訳なさそうな声で だが遠慮なくトリガーを引き絞る。しっかりとサイトを覗きながら発砲しているためかなりの精度ではある。40発の弾丸が絶え間なく彼女を襲うだろう。 さて、突然のことではあるが、今日の天気は曇りっぽい晴れである。快晴程日の光は差してこないが、曇りほど遮断されている訳でもない、微妙な天気。フードを被っているとはいえ、アナの体は全開には程遠いスペックとなっている。 しかしそれでも、アナの視力はマサイ族すら凌駕していた。トリガーを引き絞るジェイドの指の動き。放たれるマズルフラッシュ。その全てが見えていた。そしてその情報から導きだされる未来は、汚いボロ肉となった自身である。ならばどうするのか。 流石に銃弾を見てから回避等という芸当は、今のアナには不可能である。というか全力時でもほぼ不可能だろう。しかしアナとて素人でない。遠距離からの銃弾ぶっぱに反応出来なければ、こんなイカれた場所ではやっていけないのである。 瞬時にアナと銃弾との間に、水の壁が出現する。その厚さ、なんと2m。銃弾は彼女に当たることなく、水の中で威力を殺された弾丸は自壊しながら水の中を漂う。 アナ「お返し。"ウォーターランス・フュンフ"」 その言葉通り、銃弾を阻んだ水の檻は5本程の水の槍へと分裂してジェーンさんに襲い掛かる。モロに食らえば肉が抉れてしまうだろう。 ジェイド「おっっ???!!」 ジェイドにとっても銃弾が何らかの方法で防がれる・回避されるのは予想済み。ここは異能コロシアム、銃弾程度で簡単に死ぬ方が悪い。 それでも、そのまま槍になって帰ってくるのは少し想定外、しかし冷静に最適解であるサイドステップで回避する。 全身を覆うフルアーマーは7㎜すら弾き返す特注品だ。多少掠ってもビクともしないだろうそんな考えのもと、回避のついでにリロードも済ませて。 実況男(実況)「さぁ、試合は能力と銃弾の撃ち合いから始まったぞ!しかし、発射タイミングを見てからのお返しは相当の動体視力が無いと出来ない芸当ですねぇ!!」 ジェイドはアナの足元に丁寧に手榴弾を転がす。ちなみにしれっと自身の前方に手を触れた。倒れ込むのを防ぐために付いたようだが、果たして。手榴弾を回避するには左右どちらかに動かないといけないだろう。 そう考えていつでも蜂の巣にできるように素早く愛銃を膝をつき構える。 アナ「ヤバみ。」 足元にコロコロと転がってきた手榴弾。 喰らえばひとたまりもないことなど、改造されずとも一目で分かる。かと言ってこれを避けるとなるとかなり激しい動きをする必要がある。それは避けたい。万一にでもフードが脱げてしまえば、それだけで致命的な隙になるからである。 なのでアナは、手榴弾を覆うようにドーム状の岩の蓋を作る。それも何層も、何層も。手榴弾は優れた武器ではあるが、一番怖いのは爆発により四散する破片である。それさえどうにかしてしまえば、後は多分どうにでもなる筈。 果たして、ドームの内側で爆発した手榴弾はアナの目論見通り破片を外に出すことなく内側に封じ込めることに成功した。 しかし、衝撃波は別である。大部分は受け止められたが、それでも不可視の波を完璧に止めることは叶わず、アナの体に叩きつけられる。 アナ「お"う"っ"!!」 柔軟でいて強靭なアナの肉体は、大きな損傷を残すことなく衝撃波を受け止めるが、それっでも酸素は強制的に吐き出され、一瞬目の前がブレた。現代兵器と対するには、致命でないにしろ長すぎる程の隙である。 ジェイド「…。」 しかし、ジェイドの方でも発砲しようにも辺りに舞い上がった砂煙のせいで視認は困難であった。マガジンを無駄にすることもできず、砂煙が舞い散るのをじっくりと待つことになる。 一切の油断も見せず体勢を整えて、その瞬間を待つ。 不運にも熱源探査装置は壊れている。アナにとってチャンスと言えばチャンスだろう。 アナ(追撃が……こない?) 腕や足の一本でも持っていかれると思ったアナだったが、どうやら杞憂に終わったらしいことを知る。理由は考えるまでもなく、周囲を舞う砂埃のせいだろう。 アナ「そっか。なら……。」 アナは両手を突き合わせ、右手に風を。左手に砂を生成する。そしてアナは、二つの属性を混ぜ合わせ、解き放つ。 アナ「“デザート・スフィア”」 ブワ…っと、アナの周囲で舞っていた砂埃が、さらに巨大な砂嵐の渦に呑まれ…辺り一帯を包み込む。 一度中に入ってしまえば一寸先も見えなくなる砂嵐の渦。どんどんとその規模を拡大させていくその渦の中で、アナはそっとフードを外した。 実況男(実況)「おっと…視界悪化ですね!ですが、席を立たないでください!千里眼能力をモニターで共有しますので、戦いの様子はバッチリ見えますよ〜!」 ジェイド「砂煙が…やま…ない?」 待てど待てど視界に抑えられるのは濁った砂塵のみ。当然対戦相手が見えるはずもなく…バクバクと心臓を鼓動させ周囲を忙しなく眺める。 周囲に手をかざし、万全の準備を整えたうえで、深く深呼吸を… ジェイド(腹は決まった…場面も整った…さぁ…どう来るのだ?少女よ。) “アナの世界” アナの体に、先ほどとは比べ物にならない程の力が漲る。一切の光が届かないこの渦の中は、正に"アナの世界"である。 アナ「小細工は……いらない。」 四色隷属は、この渦を維持する為使えない。必然的に、アナに残された手段は己の身一つとなる。 しかし忘れてはならない。今のアナはまさに、一挙手一投足が必殺であることを。僅かな金属の軋む音から、場所を特定したアナは地面を蹴り砕き、一呼吸の内にジェイドの目の前真ン中まで接近し拳を握る。 ジェイド「んなっっ????!!!!」 ジェイドの予想では。戦闘スタイル的に肉弾戦は可能性が低いだろうと踏んでいた。魔法のような攻撃で銃弾と戦うのだろう、と。ゆえに彼は驚きで目を見開くが、すぐさま獰猛な笑みを浮かべて発砲という形で応じる。 この距離なら長物は不要!素早い手つきで拳銃を抜き放ちクイックショットを!だが正確な狙いはままならず銃弾は足元のほうに向かう。 アナの攻撃に対しては自身の防具の性能を信じた形。 アナ「ぐぁ"っ...」 放たれた銃弾は、正に今踏み込もうとしたアナの右足の太ももに命中する。一瞬銃弾と皮膚との間に抵抗が生まれるが、それも僅かのこと。皮膚を突き破り、肉を抉った弾丸は骨に当たってその勢いを止める。 態勢が崩れ、重心がブレたことにより十全の威力は期待できなくなった拳。しかし、今更引っ込める道理もない。 アナ「うっ....あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」 防具で身を包んでいるジェイドのどてっぱらに、生態系を超越した人外の拳が突き刺さらんとする。 ジェイド「…うおぉぉぉ!」 片手しか残っていない彼にもうできることは無い。それでも当たらないであろう拳銃を乱射し続ける。 奇跡を信じて、アーマーを信じ、腹部への攻撃を受けるのみ。 実況男(実況)「盛り上がってまいりました!ショートという程ではないクロスレンジの近接戦は胸が熱くなりますねぇ!!“何事もなければ”身体能力差でアナ選手が押しきれると予想します、何事もなければ!」 乱射された銃弾は、幾つかはアナの体に着弾する。狙いを定めてないとはいえ、ほぼ零距離での発射だ。当然の結果だろう。 耳が弾け、頬が削げ、血飛沫が舞う。常人ならば涙を浮かべ悲鳴をあげる程の惨状。されど超人の瞳は曇ることなし。 まるで金属を思いっきりハンマーで叩いたかのような重低音が、ジェイドの腹部から響き渡る。アナの拳が、深々と突き刺さったのだ。ダメージの程は分からない。こちらも大きく力を削がれた後の一撃であった。もしかしたらこの一撃で勝ったかもしれないし、案外ピンピンしているかもしれない。しかし、悠長に相手の状態を確認する訳にもいかない。 なので、左拳を握る。 一発で死ななかったら二発で。それも無理なら三発で。それでも無理なら四発でも五発でも百発でも体からはまだ血が流れている。ならば動ける。脳はまだ痛みを感じている。ならばまだ生きている。生きているならば、拳を前に突き出せる。 アナ「おおぉぉぉぉ!!!!!」 痛みで痺れる体に鞭を打ち、アナは拳を振り続かんと猛打する。…が 布石 ジェイド「HAHAHAHAHAHAHAHA‼」 歪んだ笑みと共に相手に賛辞の哄笑を。銃弾は既に切れた…もう殴り合いしかできないが圧倒的な不利だ。 しかし忘れているのではないだろうか?ジェイドはこの近接戦になる前に能力を発動していた。そう、先程地面に手をついたあの時。そもそも、今まで彼は能力を使っていなかった。 彼の能力は設置型。設置していた罠は鎖×2、そして泥×3。容赦のない拘束とデバフが彼女を襲うだろう。 拳を幾つかもらったアーマー自体は攻撃を堪え切れたようだが、内部への威力の浸透が激しい。長くは戦えないだろう。構えは中国武術・軍隊格闘を合わせたオリジナル。素早くアナの背後に回りヘッドロックを決めようとする ジェイド「悪いな、嬢ちゃん。狡猾に勝たせてもらうぜ。」 アナ「っ??!!!」 突然虚空から現れた二本の鎖と、全身を覆い余りある謎の泥。アナは失念していた。今までこそ使っていなかったが、彼も能力を持っていることに。 鎖は直ぐにアナの体に巻き付き、その体を締め上げる。ミチミチと肉が締め付けられ、アナの体を完全に拘束しようとする。 アナ「まっ....だっっっ!!!!」 しかし、アナが力を入れるとその鎖も軋み始める。本気のアナならば、ゴリラ並みの筋力でないと外れないこの鎖も、容易に振り切ることが可能である。 しかし、虚空から現れたのは鎖だけでなく……。 アナ「お"ほ"っ"??!!」 謎の泥がアナの全身に覆いかぶさり、その思考をかき乱す。 アナ(あ...れ.....私...何しよう..と.......) 自覚症状のない精神汚染により、自分が何をすべきか、どんな行動をするべきかが分からなくなる。思考を纏めようとするも、まるで靄を掴むかのように言葉が崩れ落ちる。 そんな状態のアナに、ヘッドロックが避けられる筈もなく……完璧に決められてしまう。 ジェイド「…ヌンッ。」 幸い罠が作動したこともあり 彼自身に浸透したダメージは致命傷とまではいかなかった。 体格差を生かし 完全に吊り上げ、軍隊時代に練り上げた屈強な体で完全に気を落としにかかる。脱出は足が浮いているため難しいだろう。 彼自身に残っている武装はもうナイフのみ。もし、遠距離に逃げられてはかなり不味い。 アナ「ごっ………っっぁ………」 気道を圧迫され、か細い声で呻くアナ。体を縛り上げていた鎖はいつの間にかなくなっていたが、精神汚染の影響か酸素不足のせいか、まともな思考をすることは叶わなくなっていた。 アナ(まずっ………振^程……能+が…………#中dぇきな…………脱 し%いtぉ) 余りある腕力を使い。首を絞めている腕を握りつぶせば、もしくは能力を解除し、砂嵐が消え日光が差す前のタイムラグを使い全身から炎を発生させてジェイドを炙れば、結末は変わったかもしれない。 しかし、これが現実。仮定の話をいくら積み重ねた所で、一つの真実には遠く及ばない。泥のデバフにより脳をかき乱した彼の作戦勝ちである。 アナ「…………………ゕ"………………ぅ……………………コヒュ……………………」 四肢の力が抜け、目玉がひっくり返る。口はだらしなく開かれ、はみ出た舌を伝い粘り気のある銀糸が垂らりと地面にシミを作る。 数秒経てば砂嵐が薄れ始め、30秒ほど経てば完全に晴れる。観客達は千里眼の能力者がその能力を応用して投影した動画を通じ砂嵐内の戦いを見ていたらしく、歓声が沸き起こっていた。 しかしその歓声も、止めを刺していないジェイドへの苛立ちに変わったらしく、「折~れ!折~れ!折~れ!」……と首を折り完全な決着をつける事を望む声で、コロシアムは埋め尽くされた。 ジェイド「うるせぇ‼‼黙れや観客共、首折れ首折れうるせぇんだよ‼銃器の意見ねぇじゃねぇか?!」 「少女は気持ちよく殺してやる…仕事だしな?ただし手段は銃殺や♡」と大きな声で叫ぶ。 もう気絶しただろうアナを担ぎ直し拳銃を拾う。 ジェイド「さぁさぁ脳漿が飛び散るで!よく見とくんやなぁ!」 しっかりと安全装置を解除して、頭に銃口を突きつける。この近距離、外れることは無いだろう。 ジェイド「まぁ痛い思いするかは運しだいや、次は頑張るんやな。」 誰かの血しぶきと共に…発砲音が場内に響き渡る。観客は飛び散った脳漿に酷く興奮し、本日最高潮の完成をコロシアムの外にまで響き渡らせた。 実況男(実況)「はい!さぁ戦闘終了です、前回よりも格段に罠が役立ちましたね。これからの試合でも、あの鎖は勝負を決めるポイントになるでしょう!!そして、銃で弾いたのも趣味がいいですね、血と脳漿は野蛮な皆さんの大好物です!!個人的には首ゴキも捨て難いですが!!アナ選手の死体を舐め回すようにカメラに収めた動画は120円でお売りいたします!!では、今回のお相手も実況やる男でした!!」 試合終了のゴングがなり、実況者が振り返りの言葉を並べる。そこに人一人が死んだことへの感傷は微塵も感じられない。 ドクドクと、未だに地面に広がる血と脳漿の混じった液体は、きっとこの後清掃員に慣れた手つきで拭き取られるのだろう。そこで清掃員が抱く感想はきっとこうだ。『派手に汚しやがって。誰が掃除すると思ってるんだ。』 所詮はこんなものだ。ここでは人……いや、異能者が死ぬこと等、75日の噂にもならない。異常なのは環境か、人か。はたまた全てか。 確かに一つ分かることがあるとするなら、ジェイドはここからしばらく、コロシアムの廊下でフードを付けたアルビノの少女とすれ違う度睨まれるということくらいだろうか……←かわいい(編集者感想)
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Rコロシアム 第一試合~剣士哀愁~ ドン!ドドン!ドン!ドドン! スタジアムに響き渡るのは和太鼓(ジャパニーズドラム) これから行われる残酷ショー開始の合図である。 「皆さん大変お待たせ致しました!これよりRコロシアム第一試合を始めます!」 金網(ケージ)の直径は70フィート(約21メートル) フェンスの高さは60フィート(約18メートル) この巨大な金網の試合場中心でマイクを持つ タキシード姿が不似合いの東洋系男は、リングアナのロバート・チェン。 ウオオオオオオオオ―――――――――ッッッ!!! クレイジーな観客の雄叫び! ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン! クレイジーな観客の地団駄! 早く試合を始めろと言わんばかりである! スゥ… チェンは息を吸い込み… 吐き出した。 「まさかこの男が非合法バトルに来てくるとは…」 「『Gladiator フリー競技』チャンプ!」 「レオポルド・ジェラン選手の入場ですッッッ!」 そう言い述べると… レフト側ブルペンより… 一人の男が出てきた! 中年の男である! 髭を蓄えている! 髪はオールバックにきめている! 彼こそが興行格闘技団体『ORGOGLIO』の傘下団体 ※『Gladiator フリー競技』での現役チャンピオンであるッッッ!!! 【Gladiator】 選手は安全の為、特殊吸収材で作られた『アーマー』と呼ばれる防具を装着した修斗に乗り込み 刃引した※剣(ソード)で戦う『現代騎士の決闘』と総称されるスポーツマシン競技! ルールは“いかに先にヒットをさせるか”のポイント制! 制限時間内(3分3ラウンド)に多くポイントを稼いだほうの勝ちとする! ※但し、現在はマンネリ化を防ぐために 槍(スピア)・斧(アクス)・小剣(レイピア)・フリー(どの獲物を使ってもよいが飛び道具は禁止)の5種目が追加された。 この内もっともベルトを取るのが難しいと言われるのが『フリー競技』である。 ざわ…ざわ…ざわ… 「あんな大物が何故…金か?」 「どうやってこの大会を知ったんだよ!」 「Gladiator?あんな“スポーティ”で“レベルが低い競技の選手”で大丈夫なのか?」 「あんなロートルでいいんですか~!?実行委員長~!」 観客がもらす驚きと落胆の声… それもそのはず『Gladiator』は、かつてヨーロッパ圏を中心に人気を博し 試合は連日連夜の大盛況であった。 だが、現在は一流選手やスター選手の離脱により人気とレベルが低下。 試合場は、伝説のロッテオリオンズの本拠地『川崎球場』並の閑古鳥。 観客席からは汚い野次とアルコールの匂いしかしない。 主な原因は二つ… 一つは、アムステラの地球侵攻により 有望な選手が戦争に駆り出されたためである。 そして、もう一つは“剣士狩り”… だが、“剣士狩り”の説明は後に記したいと思う。 元々ジェランもかつてスター選手で、何度かチャンピオンになった強豪であったが 30代後半に体力の衰えを感じ引退を表明。 その後、ジムを開設し後進の育成に努めていたが、団体の人気低下に歯止めをかけるため 団体側の強い希望で人気のあるジェランの復帰が決まった。 無論、客寄せパンダ的なものである。 体力は衰えたといえども、老練なジェランの技と経験により 今の技術の乏しいGladiatorの選手は倒され 再びチャンピオンの座を手に入れているのは予定調和であった。 「…………」 ジェランが無言のまま乗り込むは、こげ茶色(ダークブラウン)の騎士(ナイト)修斗。 『Gladiator』の選手が試合で使う修斗であるが、防具である『アーマー』を取り外している。 それはこの試合は“普段の試合”とは違う何よりの証拠であろう。 武器するその手には、右に片手槍(ランサー)左に剣(ソード)の異様な変則二刀流… 若き日は剣一本の剛剣で幾多の勝利に輝いて来たが、体力の衰えにより全盛期の力が出せず悩みに悩んだ挙句 出した結論… それは… “変則スタイル”という“技巧派に転身”したのであった。 これが衰えたジェランが試合で使う“正当な戦闘スタイル”である。 チェンは再び(その対戦相手を) コール(紹介)する。 「続きましては…」 「イタリア邪剣!」 「ヴィート・ムッソ選手の入場ですッッッ!」 ~~~~~~~~ッッッ!!!??? あまりにも衝撃に観客達は声が出ない! その驚愕はッ!!! 『Gladiator』現役チャンピオンが入場した以上であるッッッ! 冷静さを取り戻した、観客(クレージー)達が漏らすその声はッ!!! 「殺人鬼じゃねーか!」 「国際指名手配犯だけどいいのかよ!」 「どうやって連れてきたんだよ?!」 一人の男が入場する! 長身!(おそらく180㎝後半か!?) 亜麻色の髪! 首にはロザリオを掛け! 優男である! その顔立ちは! よく整った『イケメン』である! 「彼、よく見たらいい男じゃない?」 「ホント。」 電光掲示板のオーロラビジョンに映し出される男の顔を見て、ビッチどもが言った。 男の口元は微かに微笑んでいる。 その笑みが表すのものは! 『絶対的な己の勝利の確信である!』 男は水色(アクアブルー)の修斗に乗り込む! その武装は!右に騎士剣!左に小盾! オーソドックスな西洋剣士である! その男ムッソは、不気味な笑みを浮かべたままリングイン! 対するジェランは険しい顔つきである! そして、ついに! “ロートル”と言われた『Gladiator フリー競技』の現役チャンプと! “殺人鬼”と言われたイケメン男が! 殺戮の舞台に相対! ドンッ!!! 和太鼓(ジャパニーズドラム)が試合の開始を合図し!!! 開始まったのであるッッッ!!!!!! Rコロシアム 第一試合 レオポルド・ジェラン(『Gladiator フリー競技』チャンピオン) 50歳 国籍:フランス VS ヴィート・ムッソ(イタリア邪剣) 26歳 国籍:イタリア 「会いたかったぞ…」 さっきまで無言だったジェランが第一声を発した。 「貴様の“剣士狩り”の犠牲になった…」 ジェランの顔がどんどん紅潮していく! 「我が息子の敵だァッ!!!」 吼えた!ジェランが吼えた! もっともベルトを取るのが難しい『Gladiator フリー競技』の現役チャンプが吠えた! 「おや……」 イケメンのムッソもしゃべった! 「あなたの息子さんは、ボクの剣の犠牲になったのですか…」 俯きながらそう呟く。 だが、すぐ顔を上げ! 「ならば誇りに思うといいですよ。」 こう言った! 「ボクの剣の犠牲になるということは… “一流剣士の仲間入り”という証であるからさッ! ハッハッハッハッハッハッ!!!」 笑った! だがその笑いは漫才や落語を見ての“純粋な笑い”ではない! 邪悪な… 邪悪な笑いである!!! 「“剣士狩り”… そういえば犯人はあの男だったな。」 観客の一人、アメリカ上院議員ミッキー・ホフマン氏はボソリと言った。 読者諸君は“剣士狩り”とは何かさっぱり分からないであろう。 では、お待たせした! 上記にもあった“剣士狩り”の説明をしよう! 【剣士狩り】 イタリア・フランス・スペイン・日本・中国の5カ国で起こった連続殺人事件のことである! 犠牲になったのは何れも高名な剣客! イタリアでは、Gladiatorの選手1名!聖堂騎士2名! フランスでは、フェンシング・フランス代表の金メダリスト1名!Gladiatorの選手2名! スペインでは、Gladiatorの選手1名! 日本では、剣道家1名!居合道家1名!Gladiatorの選手1名! 中国では、刀術使い1名! 計11名もの猛者達が殺されたのである! 取り分け犠牲者で目立のは『Gladiator』の選手達! その中にレオポルド・ジェランの息子がいたのである! 犯人は、“聖堂騎士であった”このヴィート・ムッソその人である! だが、その所在は本国イタリア警察では捕らえることが出来ず、海外逃亡をされたのである。 そのためイタリア政府は、1万ユーロ(約162万円)の懸賞金を掛けて『国際指名手配犯』に指定した! ― イタリア・ローマ かの、イタリア・ローマ教皇庁聖堂騎士フェルディナンド・サルディーニ(29歳)は語る! 「ムッソが仲間である聖堂騎士2名を殺害し、法王様の命令で行方を追って 一度は見つけて捕縛しようとしたんですがね… でも後一押しで仕留めることが出来ませんでした。」 「え?」 「『なんで仕留めることが出来なかった』かって?」 「それを聞かれるのは心苦しいですね…」 サルディーニ氏は申し訳なさそうに呟き こう言った。 「それは、彼が『一流のディフェンダー』だからです。」 ― M州D市 某球場 ダンッ!!! ジェランは踏み込んだ! 「何故殺したァッ!」 右手の片手槍(ランサー)を素早く突き出しながら尋ねた! 先制攻撃である! 「“何故”かって…?」 それを小盾で弾きながらムッソは答える! 「“習い覚えた技”は“実際に使いたくなるもの”でしょ? それに… どこを斬ったらどんな血の出方がするとか… どういう風に人が死んじゃうとかさ~! 知りたいじゃないか! 毎日毎日… “神への祈り”なんかに“飽きちゃった”ところだしさ~!」 残酷な笑みを浮かべながら、敵(ジェラン)のQ(クエッション)に自分(ムッソ)はA(アンサー)し! ヒュン!と騎士剣を左横に薙いだ! スパ… ジェランの騎士修斗の右脇腹を軽く裂き… わずかに短絡(ショート)した。 ― イタリア・ローマ 「受けが上手いんですよ。これがなかなか。 日本の武術で言う“後の先”とか“受太刀が上手い”ってやつです。 ムッソのディフェンステクニックは相当なものです。これは以外でした。 普段の稽古では、いつも先輩聖堂騎士に一方的にやられていたんですがね。 あんな実力を隠し持っていたなんて…」 まだ信じられないかのような口調で語る。 「彼の基本的戦法は 『相手が何度も斬り込み、体力が消耗したところを斬る!』 なかなか『サディスティックな剣法』ですよ。 子供が虫を殺すように、体力が消耗した相手をジワジワと嬲り殺す… 故に彼の剣は『邪剣』。我々神に仕える聖堂騎士がやってはならぬ戦法なのです。」 ため息混じりに、サルディーニ氏は続けざまに述べた。 「フゥ…長期戦に縺れてしまいましてね。 こちらのスタミナが先にキレかけてしまったんですよ。 まぁ…相手も相当な疲労でしたがね。 エンツォやエリンシアが助太刀に来てくれなかったら… ひょっとしたら殺されていたのかもしれませんね。 無論、私が最初から本気で立ち会えば勝つことは出来たんですが… ああ、負け惜しみじゃないですよ? 彼の腕前を侮ったのが敗因ってやつですよ。」 ― M州D市 某球場 「これは挨拶代わりです、チャンプ。邪剣と呼ばれる、ボクの殺法(テクニック)を見せてあげますよ。」 水色(アクアブルー)の修斗は、小盾を前にした左半身の構えをとった。 防御の姿勢である。 オオオオオオオオ――――――ッッッ!!! 時間にして、僅か数秒の出来事に観客は歓声をあげた。 「…………」 無言のままチャンプは構えを取り直した… ※ペインセンサーからの痛みがジェランの右脇腹に伝わる。 【ペインセンサー】 競技用の修斗に取り付けられたセンサー。 外部から受けた衝撃(ダメージ)をセンサーが感じ取り、そのまま操縦者に伝える。 『ORGOGLIO』では選手の安全のため、致死量にまで値しない衝撃に抑えているが “今大会”では、より現実(リアル)により死傷者が出やすくするため 受けた衝撃(ダメージ)の100%を操縦者に伝えている!!! よって激痛によるショック死などの確率が大きいということである!!!!!! 「ふふっ…さぁチャンプ。“貴方の息子さんのようになます切り”にしてあげるよ♪」 防御の構えを取りながら挑発する、イタリア邪剣のムッソ。 「…!!!」 ジェランは抑えようもない怒りを押し殺している。 このような場合、相手の挑発に乗っては敵の思うつぼである。 そのことを百戦錬磨のジェランは百も承知であるが… ― イタリア・パリ 「僕もやっと一人前の剣士になった気がするよ。」 『Gladiator クラス・ソード』のデビュー戦を白星で飾った青年。 レオポルド・ジェランの一人息子アンリである。 浮かれるアンリに、父は釘を刺す。 「デビュー戦を勝ったくらいで浮かれていてはダメだぞ。 たしかにお前は小技は上手いが、“気迫”が剣にこもっていない。」 一人前…いや一流の剣士にまず必要なのは“気迫”だ。」 「“気迫”か…」 アンリは、そのことを指摘され神妙な顔つきである。 『剣の達人への頂』は、まだまだ遠いことを改めて自覚していたからである。 「そう“気迫”だ。 ジャポンのイチモンジ・スタイルの剣術を見習え。あれが本当の剣術というものだ。 最近の選手は、たしかに技術レベルは高い。…がそれだけだ。 “気迫”こそ、勝負の土壇場で必要になってくる。 その点、父さんの時代の剣士は…」 アンリは話題を変えようと思った。 父が武者修行時代の話の一つである“イチモンジ・スタイル”の言葉が出たならば これから1時間以上の説教と武勇伝を聞かされることは、幼い時より常だったからである。 「…それよりも父さん。」 「ん?」 「そのイチモンジ・スタイルの剣術っていえばさ。 昔父さんが、キサラギドウジョーで…」 「アンリ、その話はやめてくれ。ハァ…さっさと家に帰るか。」 案の定、レオポルドは『キサラギドウジョー』の言葉を聞き黙ってしまった。 若き日、“フランスNo.1の剣豪”と言われ天狗だったレオポルドはジャポンに渡り イチモンジ・スタイルのキサラギドウジョーに挑戦した。 結果は『惨敗』“恥ずかしい思い出”であったのである。 「ま、待ってよ父さん!」 「なんだ?」 昔の思い出を思い出し、帰ろうとする父をアンリは呼び止めた。 「今日は僕のデビュー戦を白星で飾ったんだよ? これから食事にでも行こうよ。母さんと三人でさ。」 「フ……お前の驕りならな。」 「ちゃっかりしてるな。父さんは。」 「父さん、悪いけど先にジムに行ってくるよ。 1ヶ月後には、クラス・ソードのチャンピオンベルトをかけた大事な一戦だしね。」 「最近、オーバーワーク気味だぞ。本当に大丈夫か?」 「大丈夫だよ。」 「ならいいんだが…タイトル戦を前にケガでもしたら笑い話じゃすまないぞ。」 「だから分かってるってば。じゃあ、行ってくるよ。」 デビューから2年後… レオポルドは『Gladiator クラス・ソード』のベルトに挑戦するまでに腕を上げていた。 私は「まだまだ修行が足りない。」と言いつつも、息子の剣士としての成長に素直に喜んでいた。 アンリならば、近い将来 『剣聖(ソードマスター)』と呼ばれる日が来るのかもしれない… だが、それが父と息子の最後の会話だった… 「!?」 レオポルドがジムに着いたとき、余りにもの光景に戦慄した! アンリが血塗れに倒れていたのである。 「アンリ!大丈夫か!?」 「…………」 アンリの顔は青白く、すでに事切れていた… かっと見開いた眼は何かを訴えているようであった… そう無念さの… 「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 レオポルドの両目からは止め処もなく涙が流れた… アンリの葬儀から2ヵ月後、団体から『現役復帰して欲しい。』との要請があった。 アムステラの地球侵攻と、例の“剣士狩り”により一流どころの選手が相次いで離脱。 それにより集客力が低下し、かつてスター選手だったレオポルド・ジェランを客寄せパンダとして使いたかったからである。 ジェランは最初は断るつもりであった。 だが、息子を殺した犯人を見つけその手で敵を討つ… 少しでも、現役時代の試合勘を取り戻したい… そう思い直したジェランは復帰を決めた。 それから暫くして、『Gladiator フリー競技』のチャンピオンベルトを手にした。 だが、依然として“剣士狩り”の犯人の行方を掴むことができなかったのである。 チャンピオンベルトを手にして3日後、科学者“R”なる人物が訪ねて来た。 「“剣士狩り”の犯人…ヴィート・ムッソに会いたくはないかね?」 「ヴィート・ムッソ…!?何者だそいつは???!!!」 その当時、国際指名手配犯として指定するまで イタリア警察は面子を保つために犯人の名前と顔を発表せず、イタリア国内はもとより 異国であるフランスでそのことを知る術は全くもって無かったのである。 フランス国内に犯人がいるものと思い込んでいたジェランが 犯人の行方を掴むことが出来なかったのは当然であった。 また、ムッソの所属するローマ教皇庁はそのことを公にしたくなかったため フェルディナンド・サルディーニなどを派遣し、ローマ教皇庁内で問題の解決を急いでいた。 犠牲者の聖堂騎士2名は、このときに派遣された者で返り討ちにあったのである。 「クックックッ…」 科学者“R”は冷たく笑う。 「そういきり立つな。まずはこれを渡そう。」 そう言うやいなや、科学者“R”は資料を手渡した。 「ローマ教皇庁とイタリア警察はつまらんプライドを守るために 犯人の顔と名前を公表していないが、こちら側で独自に調べ上げ 顔、名前、経歴が全て分かった。 それがその資料だ。居場所もこちらが突き止め確保している。詳しい話は1週間後に…」 言い終わると科学者“R”はいずこかへと去っていった… ジェランは資料に目を通した。 ヴィート・ムッソ…顔立ちのよい青年だった。 歳は26…イタリア・ローマ出身。 父はイタリア陸軍の軍刀術の教官。 母は幼い時に亡くしている。 18歳の時、父の反対を押し切り、聖堂騎士の試験を受け合格。 剣と盾を使ったオーソドックスな戦法ではあるがディフェンスに定評があり… ジェランは、それ以上資料に目を通すのをやめた。 息子アンリを殺した殺人犯のことなぞこれ以上知りたくもなかったからである。 …すでにその時は復讐の炎に燃え心の余裕がなかったのだ。 それから1週間後、約束通り科学者“R”は現れこの恐ろしい大会を知らされた。 そして、その対戦相手がヴィート・ムッソであることも… 「どうするかね?参加するもしないも君の意志次第だが…」 「無論だ…息子の無念を晴らす!」 「クックックッ…!それを聞いて安心した。」 アンリは何故… 何故、殺された…!!! 何故、死ななければならなかったッ!!!!!! ― M州D市 某球場 「死亡遊戯(『Chevalier du mort vivant(シュヴァリエ・ドゥ・モルトヴィヴァン)』)!!!」 オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ――――――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!! ジェランの咆哮と共に!観客席からも歓声があがる!!! 「出るか…レオポルド・ジェラン(チャンプ)の必殺技が。」 そう呟くは、大会実行委員長である科学者“R”。 ダッ!!! ジェランが飛び出した!!! シュッ!シャッ!シュッ!シャッ!シュッ!シャッ!シュッ!シャッ!シュッ!シャッ!シュッ!シャッ! 右の片手槍(ランサー)で無数の“点”を突き!左の剣(ソード)で“線”を多段に斬り込む! “点と線の同時攻撃”である!!! これが晩年のジェランが編み出した秘剣! 死亡遊戯(『Chevalier du mort vivant(シュヴァリエ・ドゥ・モルトヴィヴァン)』)である!!!!!! 並の剣士ならば、この猛攻を凌ぎきれず倒されるであろう。 そう…“並の剣士”ならば… ガガン!と左の小盾で全ての突きを弾き! ガギ!ギシン!と右の騎士剣で斬撃の全てを切り払い!また受け流した! フフン…!とムッソは口元を緩ませる! 『飛んで火に入る夏の虫だよ、オッサン!』とでも言いたげな表情である! そしてッ!!!!!! 水色(アクアブルー)の修斗は騎士修斗の左肩を『ドスリ』と突き刺したッ! 「むぐゥッ!?」 ジェランは左肩の激痛により飛び退いた! 「ハッハッハッハッハッハッ!ば~かッ! ロートル剣士の刺突や斬撃なんて遅すぎて見え見えなんだよ~~~!」 大笑いするは!殺人鬼ヴィート・ムッソ! 「ありゃダメだわ。オワタな!オワタオワタ!」 一人の“格闘通”を自称する観客は言い。 「きゃ~!」 「ムッソ様~!」 「とっととそのジジイを斬り殺して~!」 数人のビッチどもは声援を送る。 ― 選手控室 「キィィス キスキス サ ン キ ス ト ッッッ ! ! !」 奇妙な笑い声を上げる“ファイヤーパターン”のオーレンジな覆面の男。 第四試合で戦う、カポエイリスタのマスク・ド・サンキスト”熱情(ヘルファイア)”である。 「キィィィス キ ス キ ス ッ ! ! ! あのロートル、焼きオーレンジになると思うけど君はどう予想する?」 矢継ぎ早に話すマスク・ド・サンキスト”熱情”。 「デンデデッデデレデンデデッデ で ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー な展開になって欲しいよねェん♪」 オーレンジな覆面の男に話しかけられた岩のような体つきの男。 第六試合で戦う、“無頼”空手の大廣 憲幸である。 大廣は目を血走りながら豪快に言い放った。 「他人の試合なんぞどうでもいいわい!ワシゃあ、早く試合がしとうてたまらん! “試合で人を殺しても良い…”こんな大会をワシゃあ待ち望んどったんじゃッ!!!」 この空手家もどうやらムッソと同じく『闇の住人』のようである。 読者の諸君には申し訳ないが、詳しい話は第六試合まで待ってもらいたい。 「…………」 無言で腕を組み戦況を見守るは、次の試合で戦う… “元”アムステラ神聖帝国軍人で、現在はフリーの傭兵であるデーニッツ。 ― M州D市 某球場 「ハァハァ…」 ジェランは息を切らしながら汗をにじませる。 「アハッ!どうやら『疲れてきた』ようだね~♪」 ムッソはその息遣いを読み、相手のスタミナが切れかかっている事に気づき… 「本当はもうちょっと楽しみたいんだけど…」 と言いながら騎士剣を突き出す… 「次はコクピットを刺し貫いてあげるよ!それでアリーデヴェルチ(さよなら)さ!」 “刺突の予告宣言”である!そして、今度は一転として攻撃の構えで! 「若僧… 貴様にそれが出来るかな?」 「!」 ジェランが言葉を発した。 さっきの挑発のお返しである。 「何を言うかと思えば…息も絶え絶えのロートルが何をほざくんだい?」 動揺を見せるムッソ…さっきまでの余裕の表情が消えている。 『挑発はする』が『される』のは慣れていないようだ。 「さっきから何度も攻撃を受けて分かった。“お前の攻撃は甘い”。 攻撃の一つ一つに皮を斬らせる程度の攻撃力しかないんだ。 たしかにお前の受け(ディフェンステクニック)は一流クラスだが 攻めの技術が甘く、剣士として非常にバランスが欠けている。 要するにだ。坊や。 “お前は剣士として失格”だ。」 「~~~~~~ッ!!!」 ― イタリア・ローマ 「お前は剣士として失格だ!」 辺りに怒号が木霊する。ムッソの父はイタリア陸軍の軍刀術の教官であるが 常日頃から、息子を軍人としてまた一流の剣士にするべく厳格すぎるほど厳格に育てていたのである。 「何故、攻撃を受けてばかりで攻めようとしない! 剣術の基本はまず“攻め”だ!このバカモノめが!お前の手筋の悪さにはがっかりだよ!」 父は木剣で打ちつけながらムッソにそう言い放った。 「きょ、教官!それ以上やったら死んでしまいます!」 兵卒風の若者が止めに入った。 どうやらこの男はムッソの父の部下であり、弟子であるらしい。 「お前は黙っていろ!」 ムッソの父は、その兵卒風の若者を睨みつけた。 「さぁ立て!立つんだヴィート!」 「…………」 ムッソは父を睨んでいる。心から憎しんでいる。 この男はいつもそうだった。『イタリア最高の軍人になれ!』と!『ヨーロッパ…いや世界一の剣士になれ!』と! いつも自分を押さえつける。 玩具の一つでも買ってくれた試しが無い… “優しさ”や“自由”を感じたことも一度足りとて無い… その癖、父(こいつ)は家庭を顧みず。 毎日毎日愛人のところに行き、そのために母は心労で死んだのだ。 そうムッソは幼い頃から思ってきた。 「お前はイタリア最高の軍人になれ!世界一の剣士になれ! そうでなければ貴様は私の息子ではない!“ゴミクズ”だ!!!」 (ボクはゴミクズじゃない!!!) 「死ね!ロートル!!!」 騎士剣が突き出される! そう余りにも『無造作』に… 故に… ガキャ… 突きを左の剣(ソード)で受け流され… ドシャッ! 「…!?」 そして勢いの余り体制が崩れ、右斜め前に倒れ込んだ。 「やはり…“剣士として失格”だ。」 それを見たジェランは、ムッソに吐き捨て。 「立て若僧。」 と言った。 「う…ぐ…!」 ムッソはすぐに立ち上がり。 飛び退いた。 間合いは遠目に置いている。 それを見てジェランが言った。 「…今度は私が予告しよう。 次はコクピットを刺し貫いてやろう! それでオールヴォアール(さよなら)だ!」 片手槍(ランサー)を突き出しながらの“刺突の逆予告宣言”である。 「ハ…ハハハ… ハッハッハッハッ…!!! ハァーハッハッハッハッ!!!!!! こいつは最高にバカだぜ!!!!!! ボクの完璧な防御を見ていなかったのかい!!!!!!?????? 来いよ!防いで見せてやるよ!! そして、今度こそブチ殺…」 ダンッッッ!!! ムッソの言葉が言い終わらないうちに、ジェランが大きく踏み込んだ。 繰り出されるは、疾風の如き片手槍(ランサー)の突き! 「ちィ…!!!!!!」 虚をつかれた感があるが、ムッソは左の小盾で コクピットがある胸部をガッチリと守った。 (ま、間に合った…) (小盾(こいつ)で突きを弾き…) (確実に“突き殺す”…!) ムッソの脳内は、既に自らの勝利のビジョンに埋め尽くされている。 (勝った!) (ボクは一流の剣士さ…) (そうなるために聖堂騎士になった!) (血反吐が出るまでに鍛えて…) (腕前も上げた!) (“一流”と呼ばれる剣士を何人も殺れることが出来た!) (あいつも…!) (こいつも…!) (やつの息子も!) (惨たらしく殺すことが出来たんだ!) (余裕でさ!) (“防御”こそが剣術の極意だ!) (攻撃なんて防いだ後の…) (“一撃”だけで事足りる!) (その流儀(やり方)で今まで勝ってきた!) (『剣術の基本はまず“攻め”』なんて嘘っぱちさ!) (ボクの流儀(やり方)で合っている!) (それが父(あいつ)にしてやるッ!!!) (“父(あいつ)の全否定”なのさッ!!!!!!) グサッ!!!!!! 「痛ッ!!!???」 片手槍(ランサー)の穂先は、ムッソの水色(アクアブルー)の修斗の左大腿部を貫き 地面にまで深々と突き刺さっていた。 「すまんな、“ウソ”だ。」 “コクピットを刺し貫く”この言葉を聞かせ 防御をコクピットのある胸部に集中させる… そしてッ!!! 下半身の防御への意識を低下させたのである! 俗に言う… 『足元がお留守ですよ。』の状態を作ったのであるッ!!!!!! 「お前が“若僧”で助かった。」 ムッソにそう語りかけ、右の片手槍(ランサー)を手放すも、攻撃の手を緩めない。 ドンッ!!!!!! 次に仕掛けたのは“体当たり”である。 その衝撃により、水色(アクアブルー)の修斗はケージ(金網)にまで飛ばされ… ブチンッ!!!!!! 左大腿部を片手槍(ランサー)が貫き地面にまで突き刺さっている。 それが “イエス・キリストが磔にされた際に手足に打ちつけられた釘の如く固定している”ため 衝撃で左足がもぎ取れてしまった。 そして、ケージ(金網)に叩きつけられ… 「うぐァ……ッ!!」 激痛に顔を歪ませるムッソ。 「いくぞ…」 左の剣(ソード)を両手に持ち直し、騎士修斗は俊馬の如くかけより! 上段の構えから… 「むん!!!」 気合の一閃で、水色(アクアブルー)の修斗の騎士剣を持つ右腕を斬り落としたのである。 「~~~~~~ッ!?」 ムッソにさらなる激痛が襲う! ジェランは、切っ先を水色(アクアブルー)の修斗の喉元に向けて言い放った。 「詰みだ。」 一方場内はこの激しい攻防により静寂に包まれていた… が… 「ヒャッハー!流石チャンプだぜ!」 「KILL(殺せ)!!!」 「何が“イタリア邪剣”だよ…“イタリアじゃんけん”の間違いじゃないの~!?」 「ムッソ『様』だなんて言ってバッカみたい!」 「ホントね!とっととそのダサ坊殺しちゃいな!」 期待が外れたのか、口々に勝手なことを口走る観客(下衆)達(ども)。 『KILL(殺せ)!KILL(殺せ)!KILL(殺せ)!KILL(殺せ)!KILL(殺せ)!KILL(殺せ)!』 いつの間にか、KILL(殺せ)コールに場内は包まれていた。 「フ…フフフ…殺せよ…」 ムッソは観念してたのか、そう言い放ち… 「息子の敵なんだろうッ!?殺せ!殺せよ―ッ!!!」 激痛に耐えながら絶叫した。 しかし、返答は意外なものであった。 「…私は“剣士”だ。“人斬り”じゃない。 貴様の薄汚い血で汚すことはできん。 自分の罪を背負い、懴悔に苦しみながら一生を暮らすんだな…」 そう言って、剣を収めた。 『BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!』 場内は今度、ブーイングに包まれた。 この観客達は勝敗なぞどうでもいいのだ。 ただ見たいのは、『人の死』あるいは『再起不能』だからである。 たしかにジェランは、復讐の鬼であった。 『必ず息子の敵を討つ。』そう心に決めていた。 だが、水色(アクアブルー)の修斗の姿を見て気づいたのだ。 私とムッソ(こいつ)の何が違う… 対戦相手を撫で斬りにし…心のどこかで、その絶叫する悲鳴を楽しんでいる… 私にムッソ(こいつ)を裁く権利は本当にあるのか…? 息子の敵と言うことを大義名分にしているだけで、 本当は一剣士としての強さを再確認したかっただけではないのか? リアルな殺し合いを経験したかっただけじゃないのか? 「私の負けでも言い、実行委員長の判断に任せる。」 そう言い残すとブーイングが鳴り止まない中、リングアウトしようとした… と…そのときである。 「ふッざけるなァァァァァァ!!!!!!」 ジェランはそれに驚き振り返った。 絶叫の主はヴィート・ムッソだった。その一声に驚き場内は再び静寂に包まれた。 「ボクも“剣士”だッ!!! “負けた剣士”はこうなるッッッ!!!!!! それくらい分かっているッッッッッッ!!!!!!!!」 水色(アクアブルー)の修斗の左腕が持ち上がる… 何も持っていないはずが、“何か”を取り出しているようだった。 ジェランも突然の出来事に何もすることができなった。 ― 選手控室 「コクピット内で何かをしている!!!」 そう控え室で驚愕の表情を見せたのは、フリーの傭兵であるデーニッツ。 コクピット内で、ムッソは隠し持っていたナイフを取り出した。 それから手際よく… ドス…! 心の臓を刺した… 「フ…フフ…これで…満足なんだ…ろ?」 それを言い終えると、ヴィート・ムッソは静かに事切れた… ……………………………… 全ての時が止まったような静けさだった。 パチパチパチ…… 突如、拍手が響いた。とても乾いた拍手である。 その拍手の主は、科学者“R”であった。 「おめでとうチャンプ。君の勝利だ。 これで“君の息子の魂は救われた”のだ。本当におめでとう。」 マイクを持ち、科学者“R”はそう言った。 パチパチパチパチパチパチ! 場内の観客達もつられて“祝福の拍手”をし始めた。 オオオオオオオオオオ―――ッッッ!!! そして、歓声をあげた… ジェランは結果として息子の敵討ちに成功したのである。 だが… 「…救われた?救われたのか本当に…」 レオポルド・ジェランは苦虫を噛み潰したような顔で呟いた。 Rコロシアム 第一試合 レオポルド・ジェラン(『Gladiator フリー競技』チャンピオン) 50歳 国籍:フランス VS ヴィート・ムッソ(イタリア邪剣) 26歳 国籍:イタリア 勝者:レオポルド・ジェラン 戻る ― 続く
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トップ|基本|悪魔|マップ|シナリオ |その他 コロシアム ストーリー ▲ダレスのこの行動も、実はプログラムされたことのひとつにすぎない。 アルカディアからセンターへ帰ってくると、なにやら様子がおかしい。どうやら、これまで厳重にガードされていたセンターにも、いよいよ悪魔たちが侵入してきたようだ。センター内ではテンプルナイトと悪魔たちとの激しい攻防が繰り広げられている。さらには自らをメシアと名乗る謎の男の出現……物語は風雲急を告げる。 突如として現れた、自称メシアなる男、ダレスがコロシアムにいるとの情報を得たあなたは、急いでヴァルハラへと向かう。これから想像にもしなかった“悲劇”が起こるとも知らずに――。 ダンジョンガイド 舞台であるコロシアムは、以前とまったく同じなので迷うことはないだろう。途中のイベントでは、ダレスのマイクパフォーマンスが入るので、せめてじっくり聞いてやろう。 また1Fでは、初代チャンピオンであるザ・ヒーローの像に、異変が見られる。ゲーム進行に特別関係のあるものではないのだが、念のため確認しておくといいだろう。 出現悪魔 ~妖魔メルクリウス戦前 LV14 幽鬼グール LV14 鬼女ハッグ LV15 ガイアーズジライヤ LV16 デモノイドフランキー LV19 妖鬼ハンニャ LV20 妖獣ヌエ LV24 堕天使ベテルギウス LV25 幽鬼マンイーター BOSS 戦士ダレス(お宝:-) 計3回戦うことになる。ダレス自体はHPが74とかなり低く、実際たいして強くない。前列に仲魔を何体か配置し、攻撃を分散させるといいだろう。しかし3回目は強制的に瀕死の状態で戦うことになる上に、ベスが離脱するので、油断は禁物である。 ダレスを倒したあと、「ダレスに止めを刺すかどうか」の選択肢が出る。ここでNOを選べばロウに傾く。逆にYESと答えればカオスに傾くが、ベスの説得が入り、さらに止めを刺すかの選択となる。ベスの説得を受けてもYESなら、さらにカオスに傾くが、NOを選んだ場合はロウに傾く。つまり、初めにYES、次にNOと答えれば、ロウとカオスの傾きを相殺することができる。この属性の傾きは結構大きいので、慎重に選ぶこと。 ▲救世主の命を身をもって護る…それがベスに与えられた役目…。 ダレスとの激闘のさなか、ベスは自分を犠牲にしてあなたをかばう。そして、息絶えてしまった。ダレスは瀕死の重傷を負いながらも、逃げてしまう…が、今はそれどころではない。 悲しみにくれる中、センター司教はあなたこそが真の救世主だと祝福する。ベスの死には一切触れない……ベスは救世主のパートナーたる存在ではなかったのか!?この胸に渦巻くむなしさはなんだ――。 観客が去り、静けさを取り戻したコロシアムで、ひとり想いにふけるあなたに、見知らぬ少年が近づいてきた。聞けばある男からメモを渡すよう頼まれたという。「君に真実を伝えたい。スラム街にあるガイア神殿の裏まで来てほしい」。 スラム街、ガイア神殿の裏――薄暗い部屋に入ると、そこには老紳士がひとり…目加田がいた。しかし彼の口から出た言葉は、意外なものであった。それは、真実を伝える前にまずは幽閉されているヒロコを救い出してほしいというものである。ヴァルハラ地下通路からヒロコの幽閉されている収容所へと行けるようだ。 ――どうやら、ベスの死を悲しんでいる暇はないらしい。 上へ
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ガンダムバトルコロシアム 普段から行えるガンダムバトルを行う事でVPを得て、その合計で報酬を狙うイベント。 もらえる報酬は☆3パイロットを狙えるプラチナチケットが主。 基本的にランクが上がるほどもらえるVPも高くなるが周りのプレイヤーも強くなっていくため よっぽどの猛者でもない限り上には行きすぎない方が良いと思われる。 時折、ランクを下げる目的で単騎構成にしているプレイヤーも居るため見かけたら叩いておくのが良い。 逆に自分がランク下げる際、エナジーを消費しようとしてボーナスユニットと当たらない様に。 折角の高VPを投げ捨てる羽目になることも。
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概要 本文戦闘前 戦闘開始 格闘戦 試合終了 概要 地中を掘る能力を持つ地底人、“土竜”ゲディスワフ。そして、罠設置能力を持ち基礎戦闘能力の高い元軍人ジェイドの試合である。 本文 戦闘前 歓声の響く第一コロシアムにて、また一つの試合がはじまろうとしていた。東のゲートからはトカゲのようなシルエットの特徴的な爪を持つ奇妙な人型の生物が入場する。 土竜「お、オォ〜。殺し合いの時間だ…。や、やるぞォ…。へ、へへへ…。」 この不可思議な生物の彼にとっては久々の試合だ。今から殺しのだけを考え、爪をギュルギュルと回転させながら、西のゲートから来る敵を待っている。 西側ゲートから来たのは…フルフェイスヘルメットにアーマー、軍人といった容姿。 ジェイド「…チッ、見るからに怠そうな外見してるぜ」 フルフェイスのヘルメット内から紡がれるくぐもった声。 彼はスリリングでカービンライフルのHK416を構えている。腰の部分には破砕手榴弾。 トカゲにはサーモグラフィは今のところいらねぇなとOFFにしているようだ。 土竜「ヒヒ、ひ、酷えこと言うよな?し、しかしよう。お前…俺を捕まえた奴らに似てるな、似てるよな。」 土竜はいやらしい笑みを浮かべると、すぐに行動できるように地面に手をつけている状態になる。 土竜「ムカムカしてきたぜぇ…。お前、死んでくれよなぁ。こんなところに突っ込まれた憂さ晴らしに付き合ってくれよなぁ、というか、お前みたいなのはどんな声で鳴くのかなぁ…」 下卑た声、快楽のために人を殺し、私利私欲のために物を奪った悪の生物のもの。…自然、観客の多くがこの悪の生物の敗北、死を期待する。それと同じくらいにドリルが敵の内臓をかき回すところを見たがっているのだが。 ジェイド「…そうだなぁ、少し俺も思うところがあるんだ」 ジェイドはジェイドでやけに申し訳なさそうな声を出しながら。彼は周辺を歩き回りながらふと手をつく。妙な動きだが、このコロシアムの誰もがそこまで気にはしなかった。 実況男(実況)「レディースエンドジェントルメン!はい、今日のお相手はわたくし実況やる男でございます。」 実況男(実況)「今回の試合はですね、題して…『地底人・リターンズ!』。前回恐るべき力で儚げな少女を三分割した地底人は今回は元軍人と戦うことになります!基礎戦闘能力はきっと互角、いや技術差ゆえに地底人の不利でしょうか!?しかし、事前の構えを見ただけでは結果がわからないのは異能コロシアムの醍醐味ですよ醍醐味!さぁ、既知の地底人はともかく元軍人のジェイドはどういった能力、どういった戦いを見せてくれるか!」 実況の男は観客に向けて語りかけながら二人の様子を見る。彼らの準備は既に問題ないだろうと見たらしく、今度は号令をかけるためにマイクを握りしめた。 実況男「両者の準備、整ったと見ていいでしょう…。戦闘開始!」 戦闘開始 ジェイド「お前“も”人殺しを楽しんでいるんじゃないのか?」 彼はフェイスガードの下でニヤリと顔を歪めると、開戦の合図と言わんばかりに手榴弾を投げつけて発砲を開始する。 ジェイド「死に晒せやぁ‼トカゲぇ!」 土竜もまたその動きに反応する。そして、ジェイドの殺意の満ちた声にも。 土竜「見た目があいつらと同じだけで俺の同類かぁ!?ひひひ…!」 土竜は何かしらの飛来物を確認すると地中へ撤退。その間、僅か0.8秒!地中を掘り進んでジェイドの真下に向けて移動を開始する! 実況男(実況)「潜伏開始!回避、そしてそこから安全に攻撃に移れるのは地中の強味と言えるでしょう!」 ジェイド「…消えた?」 驚きは隠せなかったが、最良の択を脳内で検討し始める。 彼のアーマーはかなり丈夫だが衝撃は殺せないためリスクがでかい。罠に都合よく引っかかるのは希望的観測が過ぎる。しかし…武装的に最良な択はどちらにしろ賭けであった。 ジェイドは拘束の罠を周囲に設置する。土竜が飛び出してきた瞬間に雁字搦めにしてやろうという魂胆であった。 そして、土竜は飛び出してきた。まんまとその魂胆通りに。 土竜「貫いて内臓ぐちゃぐちゃに搔き回したら…あっ?」 ジェイドの後方70cmの地中から現れ、飛び付こうとしたところを拘束の罠にキャッチされ地面に叩きつけられる。 土竜「な、なんだこりゃあ!動けねぇ!」 土竜は拘束されつつも手を何とか地面に付ける。何をするにもまず地面に手をつける必要があるからだ。腕力は高いが、全身の鎖をたやすくブチブチとほどけるほどの推進力はない。 実況男(実況)「おっと、罠カード発動だぁ!これでは地底人は動けない!さぁ、軍人ジェイドによる銃殺刑が早くも決まってしまうのかぁ!!(雑推理)」 ジェイド「…。」 ギャンブルまがいな設置であったが、功を奏したか。ジェイドは無言で土竜に銃口を突きつけようとしたが、(これ貫通するのか?)と疑心暗鬼になったのか置き土産代わりに手榴弾を設置する。威力は一般的、特に異常な爆発力もない。 ジェイド「じゃあな」 ここで銃撃を選択していれば。もう既に戦闘は終わっていたかもしれない。 土竜「お、終わったと思うなよ…!」 直後、周囲を大量の土煙が舞い、遠くで爆発音がする。 そう、土竜は強烈なドリルの回転によって、周囲の土を吹き飛ばして土煙を発生させた。そして、その時発生した風圧でグレネードをふっ飛ばしたのだ! 鎖の効果が切れると共に土竜は地中に再度潜りこむ。 土竜「こ、今度はこうはいかねぇぞ!見てろ!」 ジェイド「チッ…嘘だろ??」 周囲には土煙が舞い続け、視界が非常に悪い。 ジェイドもさすがに防がれると思っていなかったが。少しばかり動揺が走るが落ち着いてサーモグラフィをONにし、熱源が見つからないことを確認すると地を眺めて少しでも音などで位置などの情報を拾おうとする。…罠は現在品切れ中だ。 よく注意すれば地中からの音が聞こえる。ドガドガドガッ、という音が今度はジェイドの真下まで来ていた。 ジェイド「…ハッ」 素早く飛びのこうとするも装備が鈍重なことも相まって事前の回避には少しばかり遅かった。 土竜「死にさらせぇ!」 勢いよく地中から飛び出し、強烈な腕力でのラリアットを浴びせようとする!並の人間の腕力ではなく、戦車や装甲車をぶち抜く反動にも余裕で耐えうる筋力であり、勢いもついている。 人間を一発で殺すには打ちどころが良く…いや、悪くないと行けないが。 ジェイド「畜生ッ」 そんな言葉を吐き捨てつつ、ジェイドは体を捻る。直撃…とまではいかないが、かなりの威力を保持したまま当たっており強烈な衝撃が中に浸透する。肋骨もかなりいったか。血を吐きながらも、土竜が進んだ方向に向かって銃を腰撃ちでワンマガジン分乱射する。 銃弾数発は土竜の腹部を当たり貫通したか。 土竜「内臓かきままっ!いでぇ!いでぇ!人間の武器はこれだからよう!」 体内の銃弾が内臓を搔き回し、土竜は気絶しそうになるが。彼も何とか弱い気力を振り絞る。 土竜(負ければただ痛いだけだ。飽きられれば俺は死ぬ。そんなのはごめんだ…そうだろ?しかも、俺より内臓掻き回されるのに丁度いい獲物がいるじゃないか……。) 格闘戦 土竜「ひ、いて…あ、お前の内臓を先に掻き回してやる…」 土煙は少し収まりつつあるが、まだ視界は良くない。地中に潜るよりも、ジェイドにトドメを刺すことを優先したのか。ジェイドを押し倒して馬乗りになろうと、飛びかかっていく! ジェイド「オラァァァァ!」 土竜の腕力は強いが、地上での脚力は人間並みである。ジェイドは野太い雄たけびと共に前方に回転をして飛びかかってくる土竜をいなす。 乱射した際にスリリングが取れたのかカービンは遠くにまで転がっており。素手での格闘戦を挑む事になった。…ナイフはあるのだが扱いがとても下手なのだ。 素早く振り向いて後ろから土竜にヘッドロックを決めようとするが、土竜もヘッドロックに対して背後への右肘打ちで対抗しようとする。考えてやったというより、どちらかといえば反射的な防御に近いのかもしれない。ジェイドは冷静にしゃがんで回避を行う。奇襲はもう無理だと理解し、再度後方にステップして仕切り直そうとするも自身の限界が近いのか動きは鈍い。 ジェイド「正面戦闘は柄に会わないぜ」 少しぼやきつつも彼の闘志は衰えなかった。それは土竜も同じである。腹と口から血を流しながらジェイドを見やる。ギュリンギュリンと音をたてて爪が回転する。 土竜「へ、へへ…格闘戦か?おふ…。こんな状態だけどよ…この距離なら流石に俺に分があるぜ!観客もドリルでぐじゅぐじゅを望んでるぞぉぉっっ!!!」 そのままジェイドに爪を向けて、そのまま右手を突き出す。狙いは腹だ。先程の攻撃でダメージを与えたと確信した故に貫けば抵抗する力を削げると判断したのだろう。コンクリから戦車まで破壊できる威力が腹に当たればただで済まないだろう。 もちろん、土竜のそれは武道などという高尚な要素のない格闘攻撃だ。ただ、腕力故に速くて当たればただで済まないだけ。 ジェイド「ただで勝てると思うなよ??!!」 ジェイドは最後の力を振り絞ると、爪を避け腕の部分を受け流した。土竜の爪はアーマーを少し削り取った。が、それだけだ。ドリルは人を殺せる“だけ”の物体であり、人を殺す“ため”に作られたものではない。この爪はそのドリルと同じような物。アーマーがあるならば簡単に流すことはできた。 ラストの手榴弾を取り出して突貫を駆ける。ジェイド自身の防具性能に期待しての行動だが避けられればさらに悲惨な結果が待ち受けている。 土竜「おおっ!?」 土竜から見て、ジェイドの手榴弾は見えない。だが、嫌な予感がしたのか。もう片方の手を慌てて振り下ろす。しかし、ドリルを振り下ろすという攻撃に十全の威力があるか?怪力を誇る生物であろうと、片手が伸び切った状態で振り下ろすその攻撃にそれほどの抑止力があるかは―――否であろう。 ジェイド「道ずれやトカゲェ!!」 ジェイドは絶叫しながら正面からドリルを掌底で打ち上げて首筋に巻き付く。アーマーは半壊していて彼もただでは済まないだろう。だがそれでも彼は実行する。“負ける”など許容できない。こういった泥臭いことは好きではないが偶には悪くないな、と思いつつ。 土竜「げっ…く、くそう…」 伸び切った右腕、打ち上げられた左腕。土竜はバンザイをするような間抜けな格好でジェイドを睨み付けた。もう既にそれしか出来ない故に。 ジェイド「いい死合いだったぜ…またな。」 彼らに再びの出会いがあるかは分からない…だがそれでも敬意を少しは表して目を閉じる。 完全に信管は上がり…辺りは轟音に包まれた。 試合終了 実況男(実況)「両者、爆発!地底人の上半身が…宙を舞う〜!グロシーン☆イェーイ!」 土竜の上半身、ジェイドの片腕が吹き飛んだ様子が見える。爆発の熱気、人外のグロシーンにフロアは熱狂。 「ですが、まだ土竜に賭けた方も券を捨てないでくださいよ!荒々しい元軍人ジェイドの生死は不確定!!そして、完全な引き分けの場合は1/3を払い戻しいたしますので地底人“土竜”によるお腹グジュグジュに賭けた方も金銭面ではまだ終わってはおりません!!」 致命傷を負っていたとしても、この時点でジェイドが生きているならばジェイドの勝ちという判定になる。これは致命傷でも生きていれば蘇生処置は格段に楽であり、戦線復帰が容易であることから由来している。逆に死んでいるならば引き分けとなるのだ。 砂煙が晴れたのちそこには無事なアーマーの姿があった。だが中の人間は衝撃に耐えきれなかったようでもうピクリとも動くことはない。 つまり… 実況男(実況)「あー!惜しい!引き分け!アーマーの中身の方が耐えきれなかったかァ!1/3が払い戻しとなります!ちなみに異能コロシアムは引き分けが一番儲かります!見栄えもいいのでDVDも売れますよ!グロシーン☆な引き分けシーン集などの動画シリーズは12作ありますので興味がありましたら是非どうぞ!」 引き分けである。コロシアム運営側としては一番儲けが大きくなる形だ。ありがたいね。 宣伝も忘れない。動画単価は80円、試合数と観客の数が多いし、そもそも入場料などもあるため、動画単価が格安でも元金は取れる。 実況男(実況)「いやぁ、格闘戦は気持ちがいいですね!素人の目では動きが見えにくい!という人は有料動画サービスでの見直しをどうぞ!」 実況男(実況)「今回の試合のポイント…と言いますか!前半は罠による迎撃、後半は格闘技術のある元軍人とそれよりも腕力で優れる素人による純粋な格闘戦、という形ですね。技量と腕力の釣りあいゆえに引き分けと相成ったか!最後の一瞬の間抜けな姿の地底人も見所ですよ!さぁ、というわけで次の試合は掃除と蘇生の終了後、一時間半後となっております!今回のお相手は実況やる男でした!では、また!!」 結果、両者グレネードにより爆散し引き分け 終…
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コロシアム・モード ● パーティーバトル ● シングルバトル ● サバイバルバトル 上へ
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続編タイトル「大怪獣バトル ウルトラコロシアムDX ウルトラ戦士大集結」の発売が決定! 大怪獣バトルウルトラコロシアムとは、任天堂より販売されている家庭用ゲーム機、 Wii専用ソフトとして販売される大怪獣バトルの家庭用ゲームだ。 アーケード版の大怪獣バトルに登場する様々な怪獣を家庭でも戦わせる事ができる。 手に入らなかったカードを使えるというのも魅力的だろう。 初回特典として、大怪獣バトルNEOのプロモーションカードが封入される。 それが大皇帝の魔手だ。 2008年10月16日より発売中 価格:6,090円 プレイ可能人数:1~2人(2人は対戦モード、バトルコロシアムモードで可能) 操作コントローラ:Wiiリモコン(縦持ちまたは横持ち) 使用ブロック(容量)数:1(?MB) セーブデータ数:3 公式HP http //b.bngi-channel.jp/daikaijyu/index2.html ●ゲームモードの詳細 ストーリーモード ストーリーを楽しみながら怪獣と戦い、メインバトラーを集めるモード。 円谷プロ監修の新ストーリーを50話以上収録とのこと。 ZAPの隊員である主人公が、惑星モン・スターに不時着し、 そこでバトルナイザーを偶然手に入れその星に生息する無数の怪獣達に立ち向かう。 ウルトラギャラクシー 大怪獣バトルより25年後という設定。 激突バトルモード 様々な怪獣と戦い(怪獣はランダムで登場)、レベルアップと技バトラー集めがメインとなるモード。 技バトラーとは、技カードと同様のもの。 対戦モード 2人対戦(2つリモコンが必要)やコンピューターと対戦するモード。 ※コンピューター対戦は、激突バトルと違い、相手怪獣を指定することが可能。 バトルチームカスタム バトルチームを作るモード。 遊び方 本作に収録されている各モードの遊び方が見られるモード。 オプション 操作方法(振る操作かボタン操作か)の変更、パスワードの入力ができるモード。 バトルコロシアムモード メフィラス星人が主催する3種類のミニゲーム集。 どれも先に2勝したら勝ち。 トーナメントに参加しクリアするとご褒美がもらえる。 スピードバトラス 怪獣を走らせて、勢いよくビルに激突させるゲーム。 ビルが相手の方に倒す事ができれば勝利となる。 助走はリモコンを振りまくり、ジャンプはゲージの高い所でリモコンを振る。 助走時Aボタンを押すと短時間内パワーアップ(1試合1回のみ使用可能)。 アタックバトラス 空中に出現した物体を、タイミング良く(リモコンを振って)打ち返すドッジボールゲーム。 タイミングが合うと飛ばすスピードがアップ! ゲージが溜まったらAボタンを押しながら振ると強く打ち返すことが出来る。 パワーバトラス 溶岩の上に作られたステージで行われる綱引きゲーム。 相手を溶岩に落とせば勝利となる。 リモコンを振って走り、岩が飛んできたらBボタンで避ける。 一試合に一回だけAボタンで短時間内パワーアップが可能。 大怪獣データ図鑑 怪獣とウルトラマンのデータを収録。 TV放映当時の写真を250枚以上収録し、怪獣の3Dモデルも閲覧可能。 バトルビューアではモデルをコントローラで動かす事が可能で、必殺技も見る事が可能だ。 Q A Q.ジュワワワジュワワ、ジュワジュワジュジュワワワワワ? A.日本語でおk Q.入ってるカードは何なのさ? A.収録カードは怪獣カード、技カード、コンボカード合わせて305枚以上で登場ウルトラ怪獣は60体以上です。 EXまでのカードは全部収録?で、一部NEOのカードもあります。 Q.どんなゲームなの? A.アーケード版大怪獣バトル ウルトラモンスターズとほぼ同じです。 ゲージをタイミングいいところで止め、連打(振り)して相手と勝負し、勝ったら攻撃権が与えられ負けたら防御権が与えられます。 残念ながらファイティングエボリューションなどの格闘ゲームとは違います Q.システムは? A.ほとんどEXと同じです。違うところといえば、バトルナイザーの様に怪獣が育つ要素があったり、リモコン操作があるところでしょう。 EXのシステムについてはEXでの変更点・新要素や公式をご覧ください Q.面白いの? A.大怪獣バトルをやって、面白いと思うのなら楽しめるでしょう。 やったことがなくても、怪獣やウルトラマンが好きなら楽しめるかも。 他にはウルトラギャラクシーの続編ストーリーなので気になる人は買うべき。 いっそFEシリーズ続編のためのお布施ということで買うのもいいかも? 後はレビューサイトを見るのもいいでしょう。 「大怪獣バトル レビュー」でgoogle検索 amazonレビュー 価格.com Wii mk2 みんぽす Q.買うのが恥ずかしいんだけど・・・ A.ネット通販で買いましょう。 Q.クラシックコントローラやゲームキューブコントローラは使える?/振りたくないんだけど・・・ A.使えませんがリモコンを横に持って振らずにボタンで操作するオプションがあります。 Q.アーケード版みたいに対人戦はできる? A.できます。2P用のリモコンを用意してから対戦モードでどうぞ。 Q.主題歌は? A.ウルトラギャラクシーでお馴染みのProject DMMの「eternal traveller(エターナル・トラベラー)」。 スタート画面やファイナルラウンドで流れます。 Q.で、Wi-Fi対戦やトレードは? A.今作はできません。クラブニンテンドーのアンケートやバンナムへのメールで要望を出してみましょう。 続編が出るとしたら、あるかもしれません。 Q.もう本体のメモリの空きが無いや・・・/SDカードにデータを移せる? A.SDカードにデータが移せますので、移動させてください。 2009年春にSDからの読み込みも可能になるという話もあるので、移してもあまり変わりないでしょう。 Q.パスワードの入力はいつになったら出来るの?/大怪獣データ図鑑が出てこない! A.ストーリーモードを進めてみましょう。 Q.リモコンから出る音を消したい/音量を調節したい A.Aボタンの下にあるホームボタン(水色の家マークがついている小さなボタン)を押すとメニューが出てくるのでWiiリモコンの設定を選んでください。 振動するかどうかも帰ることが出来ます 尚音を消してもテレビがわから聞こえるようになるのでご安心を。 Q.要望や感想を会社に届けたいんだけど A.クラブニンテンドーのアンケート(箱に入ってる紙のシリアルナンバーが必要)かバンナムのアンケートでどうぞ。 ↓以下ネタバレ注意情報。 ●登場キャラクター ガラモン、カネゴン、ベムラー、バルタン星人、ネロンガ、レッドキング、ブルトン ザラブ星人、ゴモラ、ダダ、メフィラス星人、ジェロニモン、ゼットン ウインダム、エレキング、メトロン星人、ナース、キングジョー、恐竜戦車 グドン、ツインテール、ベムスター、ナックル星人、ブラックキング、バキシム エースキラー、ヒッポリト星人、タイラント、テンペラー星人、マグマ星人、サタンビートル ババルウ星人、メカバルタン、パワードバルタン星人、ゴルザ、メルバ、キリエロイド ガタノゾーア、モンスアーガー、レイキュバス、デスフェイサー、ゲランダ ガンQ、ミズノエノリュウ、超コッヴ、キングオブモンス、スキューラ、バジリス ギギ、ワロガ、ネオカオスダークネス、バルタン星人(ベーシカル)、グローカービショップ EXゴモラ、EXレッドキング、EXエレキング、EXタイラント、EXタイラント(デスボーン) ファイヤーウインダム、ザムシャー、インペライザー、アーマードダークネス、リトラ(S) キングジョーブラック、ファイヤーゴルザ、レイモン(先行)、カブト・ザ・キラー(スーパーコンボ) レイブラッド星人(先行)、アギラ(先行)、ウルトラマンシャドー(先行) ウルトラ戦士も技バトラーとして、必殺技を放って援護してくれる。 ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース ウルトラマンタロウ、ゾフィー、ウルトラマンレオ ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンメビウス グリッターティガ ●FAQ Q 隠しキャラクターの出し方を教えてください。 A 召還バトラーのレイモン、リトラ(S)、アーマードダークネス、インペライザー、ザムシャーは ストーリーモードを進めていくと自動的に手に入ります。 パスワードでしか出ないキャラクターの出し方は以下のとおりです。 * 「ひかりをつぐもの」と入力すればスーパーコンボ「グリッターティガ」が登場だ! * 「ベーターカプセル」と入力すれば応援バトラー限定として「ウルトラマン」が登場だ! * 「70903161」と入力すれば召喚バトラーとして「アギラ」が登場だ! * 「62732181」と入力すれば召喚バトラーとして「ウルトラマンシャドー」が登場だ! * 「41308284」と入力すれば召喚バトラーとして「レイブラッド星人」が登場だ! * 「89605845」と入力すれば全バトラーが登場だ! Q まだ隠しキャラいないの? A 実は、技カードの「リトラ(S)」は密かに先行登場です。また、「グリーンモンス」はACではCPU限定カードです。 また、インペライザーの「三連装ガドリングガン」、ザムシャーの「星斬丸-奥義惑星断-」 アーマードダークネスの「レゾリューム光線」などはAC版に先駆けて登場しています。 Q バトラストーナメントって何かくれるの? A 3回クリアすると「最強ライバルズ」がトーナメントでも使用可能になります。その後は クリアするごとにスペアビが1~8まで手に入り、さらにクリアするとまだ手に入れてない技カードがゲットできます。 ただ、ストーリーモードをある程度進めないとスペアビは手に入りません。 Q ストーリーモードでバルタン軍団、インペライザー軍団、ザムシャーVSアーマードダークネスに勝てません。 A イベントバトルです。負けておきましょう。 Q ミズノエノリュウに勝てません。 A 負けた後のヒントのとおり、ミズノエノリュウは「れいき」に弱いです。 アグレッシブ系かタクティカル(2)がある怪獣カードを使い 技カード「マーゴドン」か、「ペギラ」を使うと、一撃で1000近く持ってけることもあります。 無かった場合はスピードの高い怪獣カードでマックスアタックを装備し、技カード「エレキング」を使いましょう。 Q アーマードダークネスに勝てません A スピードの高い宇宙人+マックスアタックで常に先手を取るのがいいようです。 2chスレでは、ナックル星人、ババルウ星人などが推薦されています。 アタックチャンスになったら必殺技や技カードを使えれば使い、ファイナルラウンドでケリをつけましょう。 Q 連戦がキツいです A アタックの強い怪獣を使う、タクティカル発動のやつを使う、技カード「ブニョ」を使うなどターンを節約しましょう。 なお、3連戦以上はありませんのでご安心を。
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概要 概要 コロシアムとは 基本ルール バトルの種類 コロシアムとは 娯楽島ラッカランにある、他のプレイヤーと対戦できる施設をコロシアムと呼びます。 職業レベル75以上のキャラクターであれば利用登録が可能で、遊ぶ事ができますが参加者はほぼ80レベルですので80までレベルを上げてからの参加をお勧めします。 基本ルール 原則4対4のパーティ同士で戦い、制限時間5分終了時にポイントの多いパーティの勝ちとなります。 バトル時に参加者全員が100ポイントずつ持っています。 相手を倒すと相手の持っているポイントの半分が自分のポイントに加算されます。 ※ともに100ポイントずつ持っていた場合、倒したプレイヤーは150ポイントになり、倒されたプレイヤーは50ポイントになる。 ただし、倒されてから約20秒以内に味方のザオなどで生き返ると、奪われたポイントは相手に加算されず、ザオしたプレイヤーと自身に半分ずつ加算されます。 ※全員が100ポイントずつ持っていた場合、倒したプレイヤーは100ポイントのままとなり、ザオしたプレイヤーは125ポイント、生き返ったプレイヤーは75ポイントになる。 その他に、 職の基本最大HP、アクセサリーのHPアップ基礎効果が2倍(錬金、アクセサリーの合成効果、セット効果は外と変わらず) 参加職以外のパッシブは無効 参加職以外のスキルは(専)でないものも含み使用不可 アイテム使用不可 スーパースターの持ち込めるGは2500Gまで(戦闘前に調整する必要は無し) 一部の特技や効果が、モンスターとのバトル時と異なる といったルールが存在します。 バトルの種類 ■公式バトル 4対4で戦うバトルです。エントリー時に仲間が3人いない場合、足りないメンバーは同じようにエントリーを待っているプレイヤーが選出され、自動的に編成されます。 参戦するとコロシアム経験値と参加賞がもらえ、個人成績に結果が反映されます。獲得したコロシアム経験値により、ランクアップ報酬が受け取れます。 バトルグランプリ開催期間中は利用できません。 ■練習バトル 結果にかかわらず、ランクに影響しないバトルです。同サーバーでエントリーしている対戦相手を指定する(エントリーする)必要があります。 レベルやランクの制限が一切ありません。4対4以下でのバトルも可能です。 ■バトルグランプリ(GP) 年に数回開催されるバトルイベントです。グランプリ開催中はバトル終了時にグランプリポイントが入手され、グランプリ終了時に上位のプレイヤーは特別な報酬が受け取れます。 なお、バトルグランプリのデータは次の開催時にリセットされます。